終活で考えたい相続税、何から準備すればいい?
終活を始めようと思っても、相続税のことは何から手をつければよいのか分からず、後回しにしてしまう方は少なくありません。ここでは、終活の中で相続税に関して準備しておきたいことを整理してご紹介します。
財産の全体像を把握しておく
相続税を考えるうえで最初に必要になるのは、自分がどのような財産を持っているかを把握することです。預貯金、不動産、株式や投資信託、生命保険、さらには借入金といったマイナスの財産まで、一覧にしてみることが第一歩になります。財産が多岐にわたる方ほど、家族だけでは全体像をつかみにくいものです。リストを作っておくことで、残されるご家族が財産を探す手間を減らせますし、相続税の申告が必要かどうかを専門家が判断する際の材料にもなります。まずは通帳や証書、権利証などを一箇所にまとめることから始めてみるとよいでしょう。
不動産や自社株など評価が難しい財産に注意する
現金や預貯金と違い、不動産や非上場の自社株などは、価値をどう見積もるかによって相続税の負担が大きく変わることがあります。特に自宅や事業用の土地、経営している会社の株式を持っている場合、評価の仕組みが複雑になりがちです。こうした財産については、早い段階で専門家に相談し、現状を確認しておくと安心です。評価の方法によっては、生前にできる備えの選択肢が広がることもあります。特別な対応が必要かどうかも含めて、家族構成や資産の状況に応じて専門家と一緒に確認していくことをおすすめします。
家族と情報を共有し、相談先を決めておく
財産の整理と並行して大切なのが、家族との情報共有です。誰が何を管理しているか、どこに相談すればよいかが分からないままだと、いざというときに家族が戸惑ってしまいます。生前のうちに、財産の概要や希望する分け方の方向性について、家族と話し合っておくと、相続が発生した後の手続きがスムーズに進みやすくなります。また、相続税の申告や評価の判断は専門的な知識が必要になるため、日頃から相談できる専門家を決めておくことも、終活の一環として意味のある準備です。
相続や終活のお悩みは、状況によって相談すべき専門家が異なります。当法人の「かんたん相談診断」では、いくつかの質問にお答えいただくだけで、お悩みに合った専門家をご案内しています。何から始めればよいか迷ったときは、まずお気軽にご利用ください。
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