遺産分割協議とは?進め方と話し合いのポイント
相続が始まると、誰がどの財産を受け継ぐかを家族で話し合う場面が出てきます。「何から話し合えばいいのか分からない」「意見がまとまらなかったらどうしよう」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは遺産分割協議の基本的な流れと、話し合いを進めるうえで意識しておきたい点を紹介します。
遺産分割協議とはどのようなものか
遺産分割協議とは、相続人全員で、亡くなった方の財産をどのように分けるかを話し合う手続きのことです。遺言書がない場合や、遺言書に記載のない財産がある場合には、相続人同士の話し合いによって分け方を決めることになります。話し合いがまとまったら、その内容を書面にまとめておくことが一般的です。この書面は、その後の名義変更などの手続きで必要になることがあります。財産の分け方には決まった正解があるわけではなく、家族の状況や関係性によってふさわしい形は変わってきます。
話し合いを始める前に整理しておきたいこと
遺産分割協議をスムーズに進めるためには、まず対象となる財産の全体像を把握しておくことが助けになります。預貯金や不動産、株式などの資産だけでなく、借入金などのマイナスの財産が含まれる場合もあるため、漏れのないように確認しておくと安心です。また、相続人が誰であるかを確定させることも欠かせません。家族関係が複雑な場合や、疎遠になっている親族がいる場合には、この確認に時間がかかることもあります。財産と相続人の全体像がはっきりすることで、話し合いの土台が整います。
話し合いがまとまらないときの向き合い方
家族それぞれに事情や思いがあるため、話し合いがすぐにまとまらないことも珍しくありません。感情的な行き違いが生じやすい場面でもあるため、焦らずに進めることが大切です。当事者同士では意見の調整が難しいと感じる場合には、第三者に間に入ってもらう方法もあります。状況によって適した進め方は異なりますので、早い段階で専門家に相談しておくと、見通しを立てやすくなることがあります。話し合いが難航しているからといって、何か特別な事態というわけではありません。
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